「製品化する前」のプラセンタ(原料)に、EGFなどの有効成分が検出された、という報告書の存在。
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対して、
「製品化した後」のプラセンタ製品(商品)に、EGFなどの有効成分が検出されなかった、という報告書の存在。
この2つの矛盾しているようで矛盾していない報告書が示すことは・・・、
「製造工程を経たプラセンタは有効成分が消滅してしまうリスクがある!!」ということ。
その製造工程の中で、EGFを最も消滅させてしまうリスクがあるのは、「加熱処理」だと、日本EGF協会は訴求、考察していました。
でも、殺菌工程の中で、加熱処理を省くのは凄くリスクが高い。つまり、安全性に問題が出てくる。
なので、「プラセンタの有効成分を残したまま製品化することは難しい!」、と この業界に関わる全員が同じ顔をして悩んでいる状態にあると思います。
じゃあ、流通している全てのプラセンタ製品は、有効成分が消滅してしまっているのか?或いは、有効成分を残したまま製品化されている商品も中には存在するのか?
今回、[GOOD CORE]編集チームでは、プラセンタの有効成分を残したまま製品化できる抽出方法は存在するのか?というテーマを元に、徹底的に調査することにしました!
◾️調査方法
各プラセンタメーカーへの取材。
取材内容:有効成分は残存しているのか、可能であれば残存データを見せてほしい(試験名、試験日時、試験場所含む)、といった取材を実地。
具体的な質問内容
◾️調査結果
※取材内容は要点だけをまとめて要約しています。
〇を導入しているメーカー「」の返答
○という抽出方法を採用しているプラセンタメーカー
○という抽出方法を採用しているプラセンタメーカー
○という抽出方法を採用しているプラセンタメーカー
◾️開示できていたプラセンタメーカーは日本生物製剤のみ
◾️考察
2019年現在、プラセンタの市場規模は250億円を超える(詳細)そうです。が、効果が期待できないというわけではないと思うけれど、有効成分の残存データを開示できるメーカーは、これほどにまで少ないのだということに驚愕しました。
薬事法に関わるためなのか?[GOOD CORE]もまだ調査不足な面は在りますが、調査結果は、「ラエンネック製法」のみが、製品化されたプラセンタの有効成分をデータとして開示できた抽出方法、ということになりました。