例えば、以下のグラフ図のように、アミノ酸の含有比率で、プラセンタ製品の品質をPRされているメーカーさんをよく目にします。

これだけ豊富なアミノ酸が含まれているから、「うちのプラセンタサプリは品質が良いんですよ」、といわんばかりのPRですが、でも、[GOOD CORE]編集チームが調査したところ、「アミノ酸はプラセンタ抽出後に後からいくらでも添加できる」という資料を発見しました。

現在流通しているプラセンタエキス末では実際に下記問題が見受けれた。

●胎盤以外に他臓器、他組織を混入
●製造時に特定のアミノ酸やたんぱく質を添加

たんぱく質含有量は高くてもアミ酸の組成比率が、崩れてしまうならプラセンタエキス純末とは言えません。

資料:市場のプラセンタ製品のアミノ酸構成を調査したレポート(P5参照)
提供元:株式会社 FAPジャパン

盲点とはいえ、考えてみると・・・確かにアミノ酸単体でのサプリメントも流通しているくらいだから、プラセンタ製品に後からいくらでもアミノ酸を添加できるのは誰でも容易に想像できること。

ただ、アミノ酸を追加で添加することに関して、「それの何が悪いのか?」と、疑問に感じてしまう人も多いと思います。

でも、先ほど、株式会社 FAPジャパンが提供している資料によると、「アミノ酸を別途で添加してしまうと、プラセンタ特有のアミノ酸の組織が壊れてしまって、プラセンタ特有の効果効能が発揮されない、つまりただのアミノ酸サプリになってしまう」、とのことでした。

単に、アミノ酸を豊富に含有させるだけで「品質の良いプラセンタ製品」と評価(勘違い?)してしまう人が多いため、抽出したプラセンタエキスにアミノ酸を別途で豊富に添加するメーカーが増えているのかも知れません。

そのため、アミノ酸の含有比率でプラセンタ製品の品質を判断するのは極めて難しい、と[GOOD CORE]編集チームは考えています。